ミスドの推しドをあらわす1行が開始 応募方法と定番リニューアルのつながり

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ドーナツを選ぶとき、「いつものこれ」に落ち着く人もいれば、その日の気分で変える人もいます。好きな理由は、甘さだけとは限りません。食感、香り、買う場面、誰かと分けた記憶。そんな身近な魅力を一行の言葉にする企画が、ミスタードーナツで始まりました。

ダスキンは10月6日に企画を発表し、2026年10月7日から「推しドをあらわす1行」キャンペーンを開催しています。公式Xでは、ドーナツの魅力を伝えるキャッチフレーズを募集すると告知。応募の仕組みを確認すると、先に行われた定番商品のリニューアルとのつながりも見えてきます。

ドーナツとメッセージカードのイラスト
AI生成のイメージ(実際の施設・商品を再現したものではありません)

いつものドーナツを、短い言葉で紹介する企画

対象はポン・デ・リングやオールドファッション、フレンチクルーラーなどのレギュラードーナツ17種類です。新商品の名前を決める募集ではなく、すでに親しまれている商品の魅力をキャッチフレーズとして表現する企画になっています。

公式投稿では、思い出、食べ方、何かに例える表現など、さまざまな切り口が示されています。食感だけを説明する必要はありません。自分にとって何が印象に残っているのかを探すと、同じ商品でも違う言葉になるでしょう。

ただし、自由な表現と、事実を変えてよいことは別です。商品の成分や健康効果について、確認できないことを言い切る必要はありません。自分の好きな部分を短く伝えるだけでも、読む人がそのドーナツを思い浮かべるきっかけになります。

応募は10月27日まで。XとTikTokで手順が違う

応募期間は10月7日10時から10月27日23時59分59秒まで。公式Xまたは公式TikTokのアカウントをフォローし、指定された方法で応募します。どちらも同じ企画ですが、応募の入口は異なります。

Xでは、対象のキャンペーン投稿にあるボタンから、指定ハッシュタグを付けてキャッチフレーズを投稿する方法です。公式案内は、1キャンペーン投稿に対して1アカウント1回までとしています。単に普段の投稿でドーナツの感想を書くだけでは、案内された応募手順を満たすとは限りません。

TikTokでは、公式の応募動画のコメント欄にキャッチフレーズを書く方法と、指定ハッシュタグを付けてキャッチフレーズを含む動画を自分のアカウントで投稿する方法があります。こちらの案内では、期間中、一人で何度でも応募できるとされています。

利用する媒体の応募手順を確認してから投稿してください。似た名前の企画でも、回数の条件や対象となる投稿は同じとは限りません。ハッシュタグを自分で打ち直すより、公式の応募導線を使うと表記の違いも避けやすくなります。

選ばれた言葉は、広告などに使われる可能性がある

応募されたキャッチフレーズは審査で選定され、SNS、広告、ウェブサイト、店頭などのプロモーションに活用・掲載されると案内されています。投稿した人の言葉が、商品を紹介する言葉として使われる仕組みです。

ここで「応募すれば必ず広告になる」と受け取らないことが大切です。応募と選定は別であり、公式Xでも広告になる可能性という形で紹介されています。どこで、いつ、どの作品が使われるかを、応募した段階で決めつけることはできません。

応募を考えるなら、掲載や作品の扱いに関する公式の条件を読んでおきたいところです。自分が書いた言葉でも、他人のコピー、歌詞、既存の決めぜりふをそのまま持ち込めば、別の権利の問題が生じることがあります。思い出を使う場合も、第三者の氏名や私的な事情を出す必要はありません。

参加する楽しさは、誰かの名文を借りることより、普段は言葉にしない好みを見つけるところにあります。「好き」と思う場面を一つ選び、自分の言葉で書く。そのほうが、短くても内容のある一行になりそうです。

9月30日のリニューアルから、食べる人の言葉へ

今回の企画の前には、9月30日からのレギュラー商品のリニューアルがありました。公式発表によると、ドーナツ、パイ、飲茶を対象に、特徴的な食感を保ちながら、トッピングとの相性、口どけ、香ばしさ、コクなどを高める方向で見直しています。

定番商品は、名前や見た目がなじんでいるだけに、変更点が一目で伝わりにくいことがあります。食べる人が何に魅力を感じているかを言葉にする企画は、メーカーの説明とは違う入口から商品を見直す機会になると考えられます。

もちろん、応募された言葉は個人の表現です。多くの人がある食感に触れたとしても、それだけで品質を測定した結果にはなりません。企業が発表した変更内容と、食べる人が抱く印象を分けて読むと、宣伝の楽しさと商品情報を両方つかみやすくなります。

同じ好きでも、理由は一人ずつ違う

例えば、食感の違いを楽しむ人なら、もっちりした生地か、さっくりした生地かが選ぶ軸になります。一方で、持ち帰って家族と分けやすいことや、休憩の飲み物と合わせたいことが大切な人もいるでしょう。商品の特徴と使う場面を組み合わせれば、好きな理由はさらに具体的になります。

一行にまとめるときは、何もかも入れようとしないほうが伝わりやすいものです。食感のことを書きたいのに、思い出、値段、香りまで詰め込むと、中心がぼやけます。自分が一番伝えたい点を選んでから、余分な言葉を減らす方法が向いています。

これは応募に限らず、普段の買い物にも使える考え方です。どうしていつも同じ商品を選んでいるのかが分かれば、別の商品を試すときにも比べる基準ができます。企画に参加しない人も、好きな理由を考えながら商品を選ぶ楽しみ方ができます。

投稿は公開される場で行います。思い出を一行にするなら、「学校帰りに買った」などの場面だけで十分伝わることもあり、学校名や同行者の名前まで添える必要はありません。キャッチフレーズの工夫と、個人情報を詳しく書くことを混同せず、自分が公開してよい内容の範囲で参加しましょう。

また、キャンペーンへの応募とドーナツの購入は同じ行動ではありません。今回の案内はSNSでの応募手順を示したものです。購入証明が必要だと独自に思い込んだり、別の企画の条件を当てはめたりせず、この募集の公式案内を基準にすることが大切です。

参加する人と、読む人の間にある違い

企業側には、商品を選ぶ理由を多様な言葉で伝える利点があります。参加者には、自分の表現が選ばれるかもしれない楽しさがある。その一方で、読者は広告として使われた言葉と、独立した商品レビューを区別する必要があります。

選ばれたキャッチフレーズが広告の中に掲載されていれば、それはプロモーションの一部です。すべての応募作品を均等に示したものや、購入者全体の評価を集計したものではありません。印象的な一行を楽しみつつ、原材料やアレルギー、価格など必要な条件は商品情報で確認するとよいでしょう。

今回、募集期間と応募方法は公表されていますが、選定結果は別の段階です。今後の公式発表では、どんな言葉が選ばれ、どの場面で紹介されるかが分かるはずです。いまは、定番の魅力を自分なりに見直し、参加したい場合は媒体ごとの条件を確かめる。その順で楽しめる企画になっています。