「一口サイズで食べやすい」「ザクザク食感がクセになる」「なのに安い!」そんなキャッチコピーで大人気のお菓子、ブラックサンダー。愛知県豊橋市に本社を構える有楽製菓が生み出したこのチョコ菓子は、いまや全国区の知名度を誇り、コンビニやスーパーで見かけない日はありません。
そんなブラックサンダーには、ファンなら一度は訪れたい「工場見学」があります。実際に製造工程を見られるだけでなく、詰め放題や限定グッズ、ここでしか買えない商品など、見どころ満載。
本記事では、愛知県にある有楽製菓の「ブラックサンダー工場見学」について、予約方法、体験内容、詰め放題の攻略法、行くときの注意点などを徹底解説します。これを読めば、初めて行く人もリピーターも思いっきり楽しめるはずです。
ブラックサンダー工場はどこにある?
ブラックサンダーの製造拠点は複数ありますが、工場見学ができるのは愛知県豊橋市の豊橋夢工場。正式名称は「有楽製菓 豊橋夢工場」で、2018年に見学施設を全面リニューアルしてからは、観光地としても大人気のスポットになっています。
• 所在地:愛知県豊橋市原町蔵社88番地
• 車の場合 → 東名高速道路「豊川IC」から約20分
• 電車の場合 → JR東海道本線「豊橋駅」からタクシーで約15分
• バスの場合 → 豊橋駅から豊鉄バスで「原町」停留所下車、徒歩約10分
周辺は自然豊かで、ドライブついでに立ち寄る人も多いです。
工場見学の予約方法
工場見学は完全予約制です。当日いきなり行っても見学はできません。必ず事前に公式サイトで予約しましょう。工場が稼働している日の予約は結構早く埋まってしまうため、早め早めの予約を心がけてください。
• 予約方法:公式サイトの予約フォームから
• 予約開始時期:基本的に1〜2か月前から受付
• 料金:無料(※一部体験コースは有料の場合あり)
• 所要時間:約60〜90分
予約の取りにくさ
特に春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇は、子ども連れの家族で大人気。予約開始と同時に枠が埋まることも珍しくありません。行きたい日が決まっているなら、早めにチェックして即予約するのが鉄則です。
工場見学の流れ
実際に行ったときの流れを紹介します。
1. 受付&オリエンテーション
到着したらまず受付。予約確認後、見学用の案内や注意事項を説明してもらいます。
2. 映像でブラックサンダーの歴史紹介
工場の成り立ちやブラックサンダーの誕生秘話を学べます。「若い女性に大ヒット!」のコピーが生まれた裏話も。
3. 製造ラインの見学
ガラス越しにチョココーティングや包装作業を見られます。流れていくブラックサンダーは圧巻!
4. 詰め放題体験(有料オプション)
人気の目玉企画。専用袋に制限時間内でブラックサンダーを好きなだけ詰められます。
5. お土産・ショップコーナー
限定グッズやご当地ブラックサンダー、アウトレット商品など、ここでしか買えないお宝がいっぱい。
詰め放題の楽しみ方
料金とルール
• 料金:1回 1,000円(変動あり)
• 時間:制限時間は3分程度
• 袋の大きさ:A5ノートくらいのビニール袋
コツと攻略法
1. 最初に袋の底を広げる → 安定して積みやすい
2. 重ねずに立てるように入れる → 隙間を減らす
3. 途中で袋をゆさゆさして落ち着かせる → さらに入る
4. ラスト30秒でスピード勝負!
うまい人だと50個以上入れることも。市販価格を考えると、詰めれば詰めるほどお得です。
ここでしか買えない限定商品
工場内ショップはファン垂涎の空間。
• ブラックサンダーミニバー詰め合わせ:全国販売していない味もセット
• 豊橋限定パッケージ:ご当地デザイン
• アウトレット品:形が不揃いなものを格安販売
• グッズ類:Tシャツ、マグカップ、文房具など
お土産選びだけでも30分は楽しめます。
行くときのポイント
1. 車がおすすめ
公共交通機関でも行けますが、本数が少ないため不便。車でのアクセスが一番スムーズです。
2. 混雑回避
• 午前中の回がおすすめ(午後は子連れで混みやすい)
• 夏休みやGWは早めに予約必須
3. 周辺観光とセットに豊橋市は「のんほいパーク(動植物園・遊園地)」や、豊川稲荷など観光スポットも多いです。工場見学だけでなく、1日観光プランを立てるのがおすすめ。
実際に行ってわかった!ブラックサンダー工場見学で気をつけたいポイント
ブラックサンダー工場見学は大人も子どもも楽しめる人気のスポットですが、実際に行ってみると「事前に知っておけばよかった」と感じる点もありました。これから行く人向けに、体験して気づいたことをまとめておきます。
1. 詰め放題は待ち時間がある
ブラックサンダーの目玉体験といえば「詰め放題」。ただしこれは決まった時間にまとめて実施される仕組みになっています。
工場見学が終わってすぐに詰め放題をやれるわけではなく、次の回まで待つ必要があります。ここがけっこう盲点。
• 待ちスペースが少ない
ベンチなどの座れる場所が限られていて、子ども連れだと待ち時間を持て余します。
• お土産コーナーも子どもは退屈しがち
大人は楽しめますが、子どもにとってはただの売店。長時間いると飽きてしまいます。
そのため、多くの人が車に戻って時間をつぶしていました。子どもがいる場合は、本やゲームなど暇つぶしグッズを持っていくと安心です。
2. 工場についたらまず「詰め放題の予約」をする
詰め放題は人数制限がある人気企画。到着したら、まず最初にお土産コーナーで予約(=購入)してしまうのがおすすめです。
• 詰め放題は回数制なので、枠が埋まると参加できません。
• 早めに確保しておけば安心。
ちなみに、詰め放題で50個以上詰められたらかなり上手な方です。袋の隙間をうまく埋めながら立て積みすると記録が伸びます。
3. 工場見学そのものは短い(約15分)
「工場見学」と聞くと1時間くらいかけて回るイメージを持つ人もいるかもしれませんが、ブラックサンダー工場は見学時間は15分ほどです。
• 生産ラインをガラス越しに見るのが中心
• 子どもにとっては数分で「もう終わり?」となりやすい
そのため、詰め放題の時間と工場見学をどう組み合わせるかが一番のポイント。見学後すぐに詰め放題の時間が来るように予約できれば、待ち時間も短くて快適です。
4. 商品購入は大人は楽しいけど子どもは退屈
工場の売店では、限定商品やアウトレット品など、普段お店では見られないブラックサンダー関連商品が並んでいます。お菓子好きにはたまらない空間です。
ただし、子どもにとってはあまり魅力がないようで、長くいると「早く帰ろう」と言われてしまうかも。購入はサッと済ませるのがおすすめです。
5. 写真撮影スポットは少なめ
工場内にはキャラクターパネルなど記念撮影できる場所が用意されていますが、数は多くありません。
• 写真を撮る場所は数か所だけ
• すぐに撮影が終わってしまう
「写真映え」を目的にすると少し物足りないかもしれません。ただし、撮れる場所自体はきちんとあるので、家族写真を撮るくらいなら十分です。
まとめ
ブラックサンダー工場見学は楽しいイベントですが、実際に行ってみると以下の点に注意が必要です。
• 詰め放題は待ち時間がある → 暇つぶし対策必須
• 到着したらまず「詰め放題の予約」をする
• 工場見学は短い(約15分)ので、時間調整を優先する
• 商品購入は大人は楽しいが子どもは退屈しがち
• 写真スポットは少なめで、撮影時間は短い
このあたりを意識して計画すれば、スムーズに楽しめます。特に子連れの場合は「待ち時間をどう過ごすか」がカギです。