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雑記

世の中には偽物のコンサルタントが多すぎる。適当な助言をするのはやめてくれ

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今日はビジネスな話。実は僕はWEB系の会社経営者で、日々いろんな業種の顧客のWEBサイト制作を行っています。サイト制作の工程は、どんなサイトにしたいか?どんな内容(コンテンツ)を盛り込みたいか?どんな売りポイントがあるか?というものを先方と打ち合わせして進め、最終的に要望に沿った形にしていくのが一般的です。

そして、最終的に完成して先方からOKをいただいた段階で「納品」ということになり、その後は運用していく中で必要な修正やサポートを行っていくという流れになります。

稀にですが、この一連の流れの中で顧客が雇っている「コンサルタント」という方々が口を挟んでくることがあります。今回はこのコンサルタントというものがいかに厄介な方達かということを語っていきたいと思います。所々口が悪くなってしまっている箇所がありますが、ご愛嬌でお願いします。

WEBに無知な癖にアドバイス、そして的外れ

顧客が雇っている「コンサルタント」のアドバイスは大体が的外れです。大体と表現していますが、体感的にはほぼ全部です。例えば最近あったケースでいくと….

まず、弊社がWEBサイトを制作、顧客への確認も終わり検収完了となったタイミングで、顧客から連絡が入ります。

顧客「コンサルタントから最近はレスポンシブサイトが主流だと言われましたが、うちのサイトはレスポンシブサイトになってますか?コンサルタントが言うには、スマホの文字の●●の部分が少し見にくいから、これはレスポンシブサイトではないのでは?と言われました。スマホで見る人も多いのでレスポンシブサイトが良いのですが….

とのこと….。

おそらくWEB制作に多少精通されている方なら、このコンサルタントの発言がいかに的外れかわかるかと思います。WEBサイトのレスポンシブ化は、PCで見た時はPCで、スマホで見た時はスマホサイズへ、タブレットで見た時はタブレットサイズに自動的にリサイズされ、どのデバイスによっても最適化され見やすいというのがレスポンシブです。

スマホの一部が見にくいからレスポンシブサイトじゃないですって??はあ〜(でかいため息)….WEBの勉強し直してきてください。レスポンシブサイトかどうかなど、グーグルが提供しているモバイルフレンドリーテストサイトでURLを打つだけわかることなのに、それをわざわざ顧客の不安を煽り、僕らへと確認してくる。しかも、ものすごーく見当違いな発言。

この顧客の担当されている、自称コンサルタントという方がいかに適当に発言しているかがわかります。今のWEB制作会社でレスポンシブサイトもしくは、スマホやタブレットに対応してないサイトを作る会社なんて探す方が難しいです。ひと昔の多少かじった知識で適当にアドバイスしてこないで!

結局リソースを割かれるのは僕ら制作会社

っで、ここまで読んでいただいた方は、僕の怒りがなんとなく伝わったのではないかと思いますが、これの何が一番嫌かっていうと、この気持ちを顧客に直接伝えられないうえに、最終的にリソースを割かれるのは僕らの会社だということです。これが一番辛い。

顧客との信頼関係も大切なので、いくら顧客のコンサルタントがお門違いなことを言ってたとしても、顧客が金を払って雇っているコンサルタントのことを僕らが悪いように言うことはできません。今回のケースの場合、質問に対して細かく説明を行い、レスポンシブサイトであり、コンサルタントが指摘した部分の修正をコンサルタントや顧客が納得できるように修正する必要があります。当然ここに費用が発生するわけではないため、WEBデザイナーを動かすリソースを割かれるのは僕らの会社ということになります。正直かかりリソース分はコンサルタントに補ってほしいものです。

だってコンサルでしょ?そこを修正すると売上が伸ばせるんでしょ?じゃあ、自分の発言に責任を持って、修正費用を負担してくださいよ?それなら僕らも納得して作業を行いますよ。

コンサルタントは何もやらない、責任を持たない

今回は一つの例を出して、いかに僕らWEB業界がコンサルタントを毛嫌いしているかわかっていただけたと思いますが、いろんなコンサルタントとのやりとりを経て僕が行き着いたのが「コンサルタントは何もやらない、責任を持たない」という結論です。

ビジネスには常に課題があるものです。僕も会社を経営している身ですから、常に課題があるのは当たり前。むしろ課題が無い、悩みを持っていない会社なんてのはありません。ソフトバンクを経営している孫正義氏でも課題があると言っているわけですから。中小・零細企業に課題が無いわけないじゃないですか?

それをコンサルだと言い張って、粗をただ突いて発言してお金をもらう。100歩譲って発言やアドバイスをするのであれば、それにかかる費用を自分で捻出すればいいと思います。だってそのアドバイスには売上をあげる効果があるんでしょ?

でも今回のケースをとってみてもそうですが、修正にかかる費用は払わない。WEB制作会社と顧客に代わってやりとりをするわけでもなく、WEB会社へ自分に言いたいことだけ言って丸投げ。発言に責任を取らずただ言うだけ。これがコンサルの仕事なのでしょうか?一度深く聞いてみたいもんです。

これまでまともにアドバイスして来たコンサルタントは一人もいない

正直、今回のようなケースが1回や2回程度であれば僕もこんな風にブログへ書いたりはしません。ではなぜ書いたか?それは今回のようなお門違いなアドバイスをするコンサルタントの数が多すぎるからです。

できればWEBに関してアドバイスをするのであれば、ちょっとググれば勉強できるようなことは自分で勉強して、WEBの知識をある程度身につけてきてからアドバイスしてきてほしいものです。それかそのアドバイスに対して責任を持ち、そのアドバイスによって発生する費用やリソースに対して責任をしっかり取る形でアドバイスしてください。

僕は自分の会社でコンサルタントというものを雇うことは今後の人生でありえないでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回は気持ちが荒ぶってしまい申し訳ありません。

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